34歳の現役プロゲーマー　karrigan「引退は私の視野にない」

現在世界ランキング１位のチーム「FaZe」のリーダーとして、数多くのトロフィーを獲得してきた「karrigan」が彼自身の引退について、「Intel Extreme Masters Chengdu 2024」で優勝を決めた後のインタビューで語りました。

karriganのコメント（※一部抜擢）

「一番大事なことは、FaZe Clanで歴史を作りたいということです、だから再びFaZeに戻ってきましたし、戻ってきたときは恐らくこれが最後のチームになるだろうと思っていました。」

「みんなを限界まで追い込みたいですし、自分自身も限界まで追い込んでいます。引退は私の視野にありません。一番大事なのは、チームをがっかりさせないことです。いつの日か、自分がチームにふさわしいキャプテンではなくなっても、それは理解するつもりです。でも今のところ個人としても、キャプテンとしても、成長できていると思いますし、チームも良くなっていると思います」

「今のところの一番の目標はIEM Cologneです。今年最も重要なトーナメントは、上海メジャーと共にCologneです。グランドスラムで2度優勝した選手に成る為、そこからが勝負なのです。」

「karrigan」は2016年10月 – 2018年12月の間に「FaZe」の選手として活動、その後「 Envy」と「MOUZ」への移籍を経て再び「FaZe」に戻り今に至ります。特に「MOUZ」で活動した約２年間で大成功を収め、４つのトロフィーを獲得しました。

「karrigan」がこれまでに獲得した大会トロフィーは、２０１２年以降全部で２６個、個人に送られるアワードやMVPを足すと２８個になります。競技シーンへ参入したのは、今から１８年前CS:GOが出る前の2006年であり、現在34歳の「karrigan」はeSports業界全体を見ても最も活動歴が長い選手の一人です。

長年第一線で活躍する「karrigan」がこれまでに獲得した賞金はおよそ196万ドルとされており、これは全CSプロの中で4番目となります。

引用元：karrigan: “Retirement is not on the horizon for me” | HLTV.org

サムネイル引用元：ESL