レジェンドプレイヤー「flusha」が競技シーン引退を発表

スウェーデンのレジェンドプレイヤーである「flusha」が、CS:GOの11年間にも及ぶ競技シーンでの活動から引退することを発表しました。現在30才の「flusha」は、22のオフライン大会と3つのメジャーで優勝し、4つの大会MVPを獲得するなどCS:GOのプロ史上最も実績のある選手として知られています。

●引退を発表したflusha

「flusha」はCS:GOの最初期の頃から活躍し、2013年に行われた初のメジャー大会で優勝を果たしています。また、非常にゲームIQが高いプレイヤーとしても知られ、見えていない敵プレイヤーを倒していくなど通常では不可能なプレイの数々を生み出してきました。2022年からはスウェーデンの若手プレイヤーを育てる事を掲げ、チームメイトの「JW」共に「EYEBALLERS」を買収しオーナー兼プレイヤーとして活動を続けていました。

「flusha」はチートを使っているのではと言われていたほど、不可能とも呼べるプレイをいくつも残していますが2018年のIEM Katowice決勝でFaZe相手に起こしたプレイは今でも伝説的プレイの1つとして有名です。

以下、本人の引退についてのコメントをお届けします。

「こんにちは、親愛なるサポーターの皆さんと友人の皆さん。しばらくの間私はモチベーションの低下を感じており、EYEBALLERSには新しい血が必要だと感じていたので去年から引退について考えていました。

今が辞めるのに最適なタイミング感じています。競技シーンで活躍する他のプレイヤーと比べれば私はそれほど年を取っているわけではないけれど、多くのことを成し遂げてきたし、自分のやってきたことすべてに満足しています。私にできる事はこれ以上無いし、楽しめないのであれば競技シーンにいるのは無意味です。

特にfnaticにいた時は多くの試合に出場し、多くの勝利を収めることができた自分のキャリアにとても満足しています。特にJWとKRiMZとは信じられないほど良い思い出を共有できた事をとても満足しています。」

「私をサポートしてくれた全ての人に感謝します。皆さんの応援は私のキャリアのすべてであり、決して忘れません。しかし皆さんはストリーマーとして私を見つけてくれるでしょう。私はEYEBALLERSの力になれるように努力していきます。」

引用元：https://www.hltv.org/news/36876/flusha-retires-from-competitive-counter-strike