現在Liquidにスタンドインで所属しているYEKINDARが本来の所属先であったVirtus.proとの契約を解除し、フリーエージェントになったと自身のTwitterで発表しました。
今回の件を持って2020年5月にベンチ入りしたbusteの後任としてYEKINDARがVirtus.proに加入して以来の、2年間に及ぶパートナーシップ契約が正式に終了することになります。
YEKINDARはVirtus.pro (後のOutsiders ) に所属していた頃、IEM Cologne 2021とIEM Katowice 2022では5ー6位入賞を果たし、PGL Major Stockholmではトップ8入賞を果たしました。また、YEKINDARはHLTVの2021年トップ20プレイヤーにも選出され、年間レーティング1.14でランキング8位を獲得しています。
今年2月にロシアがウクライナに進行した際、YEKINDARはOutsidersにロースター入りする事が難しいと公言しており、IEM Katowiceの終盤に行われたsportacentrs.com とのインタビューで、「もしロシアからトーナメントに参加するチームメイトの到着に関する規制や制限、ビザの問題、主催者のルールなどがあれば、何らかの変更がある可能性が高い」と述べており、最終的にYEKINDARはVirtus.proによりベンチ入りへと変更されました。
YEKINDARはVirtus.proとの契約解除が遅れた理由としてVirtus.proのオーナーの変更を挙げており、現在はアルメニア人のAram KaramanukyanがCEOとなり、チームを運営しているとのことです。
現在YEKINDARはLiquidにスタンドインとして所属し、ESL Pro League Season 16では準決勝を決めたほかIEM Road to Rio Americas RMRで一位通過を果たし、IEM Rio Major 2022への出場権を獲得するなどチームの中心的なメンバーとして活躍していますが、アメリカがVirtus.proに課した制裁により現時点でのLiquidへの正式な移籍の可能性は低いとされていました。しかし契約解消によりLiquidとの契約を阻むような物は特になく、IEM Rio Major 2022でもYEKINDARはLiquidのメンバーとして出場する予定です。
引用元:https://www.hltv.org/news/34814/yekindar-becomes-free-agent
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