EU RMR出場が決まっていたPARIVISIONが失格へ 原因はValveから出場停止処分されていたコーチの参加か

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先日行われいたメジャー大会予選の『EU RMR Closed Qualifier A』で次の『EU RMR』へ駒を進めていた『PARIVISON』が失格になりました。原因は、試合中に選手達がプレイしている部屋に複数のスタッフとコーチがいたためでした。また、そのコーチは2020年にValveから出場停止処分されていた悪名高き人物でもありました。

上海メジャー主催者であるPerfectWorldは、『PARIVISION』がクローズド予選中にValveが出場停止処分にしていたコーチが参加していたため、『EU RMR』から失格になったことを発表しました。

これによって空いた一枠を決めるために、クローズド予選を2-3で終えていた3チームの『BLEED』、『Monte』、『KOI』で再度試合をする様です。また、Buchholzスコアに基づいて最もスコアが高かった『BLEED』がシード権を持って戦うことになります。

・一本の動画で覆った結果

PARIVISION』は2-1の予選で『GamerLegion』に勝利した後、試合後に祝福の動画をSNSに投稿(※現在は削除済み)。そこにはチームのコーチである「F_1N」と複数のスタッフが写っていました。

※PARIVISIONが削除済みの動画を別のアカウントが載せていたもの。

メジャー大会では、オンライン試合の際にチームをスタッフを部屋の中に入れることを禁止しており、『PARIVISION』はこのルールを破っていましたが、今回はそれだけでなく、コーチである「F_1N」はValveが関与しているメジャー大会へ参加することがそもそも禁止されています。それにもかかわらず参加しており、『PARIVISION』が大会に提出した正式なラインナップにも「F_1N」の名前があった様です。これを見落としていたPerfectWorld側にも落ち度はあるでしょう。

イベント管理者が物理的に存在しない試合(オンライン試合など)の場合、コーチを含むチームスタッフは、試合中いかなる時も物理的または仮想的にその場にいたり、選手とコミュニケーションを取ったりしてはならない。                 ーValveのルールブックから抜粋

F_1N」は、不公平な情報アドバンテージを与える可能性のある悪名高いコーチバグを使用したとして2020年に出場停止処分を受けた30人以上のコーチの1人でした。彼は、6つの公式戦で34ラウンドにわたってコーチバグを使用していたことが発覚し、Valveから出場停止処分。Esports Integrity Commission(ESIC)は約9ヶ月間、彼をESICに加盟しているイベントから出場停止処分にしていました。

 引用:https://www.hltv.org/news/39697/parivision-disqualified-from-europe-rmr-over-banned-coach-involvement-tc

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