11月30日からオープニングステージが始まった上海メジャーが12月15日に終了しました。11月11日から始まったRMR(地域予選)を合わせると1か月以上の非常に長い大会になりました。
優勝は『Spirit』
優勝は『Spirit』という結果になり、メンバーである「donk」が最年少優勝&最年少MVPの称号を得ました。
また「donk」は、メジャー最高レーティング1.67を記録し、平均1.49のレーティングと毎ラウンドあたり100以上のダメージを叩き出した大会となりました。
「donk」のインタビュー
「donk」は、上海メジャー決勝戦が『FaZe』との対戦ということもあり、『IEM Katowice 2024 』の再戦であることについて「気にしていなかった」と語りました。
「それよりも、コペンハーゲンメジャーの準々決勝で負けたことの方が気にしていた。あの時のリベンジをしたかった。」ともHLTVのインタビュー記事で語っていました。
また「donk」は、今回の活躍によってプレイヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手賞)の有力候補となりました。受賞に値するかの質問に対して、「わからない」と答え、「最高の選手とは、年間を通じて安定した成績を残す選手のはずです。私は経験不足とトップレベルでのプレー不足のため、また統計的にも道徳的にも自分自身を見失い、2つの大会で負けてしまいました。」と続けました。
以下は、HLTVのインタビューの内容を直訳したものになります。
記者:donk、おめでとう。メジャーチャンピオンだね。最年少のメジャーMVPがどんな気持ちか聞かせて。
donk:信じられない気持ちです。私が最年少など関係ありません。それは全く意味がありません。私たちのチームが優勝したという事実は信じられない結果です。本当に素晴らしいことです。私たちはCS2だけでなく、全てのCounter-Strikeの歴史において名を残すでしょう。そして、今の私の感情や気持ちを言葉で表現することはできませんが、私やzont1xと比べて、他のメンバーはメジャー優勝に向かって努力してきたので、とても嬉しいです。基本的に、メジャー大会での優勝は私にとっても重要です。それはチームメイトにとっても重要なことだからです。そしてもちろん、それは私の夢でもありました。
記者:今回は君の努力だけでなく、magixxのインパクトあるラウンドが沢山ありました。彼にとって決勝は素晴らしいものとなりましたが、君と一緒に前進していくのを見るのは、君にとってどれほど重要でしたか?
donk:決勝のBO3では、全員がインパクトを残しました。何よりも重要なのは、個人ではなくチームが勝つことです。そして、全員がさまざまな方法でインパクトを残していました。例えば、chopperのインパクトは、フラグやダメージでは計り知れません。それを測定できるのは私たちチームメイトだけです。他のメンバーについても同じことが言えます。それぞれが異なる瞬間にチームの勝利に貢献しました。なぜなら、私たちのチームはメカニズムのようなものだからです。magixxについて言えば、彼はプレイオフ全体を通して信じられないほど素晴らしいプレイを見せてくれました。彼の活躍を嬉しく思いますし、彼のパフォーマンスを見られて嬉しいです。なぜなら、彼の実力を知っているからです。私たちは彼とプレイしているので、彼の強さを知っています。ついに彼はその強さを発揮し始め、実力を見せてくれました。
「donk」は、今年初めに行われた『IEM Katowice 2024』で、初出場からいきなりの優勝とMVPを獲得しました、また大会中はレーティング1.70という歴代の記録を大幅に更新し、多くのプロゲーマーを絶句させました。
引用元:https://www.hltv.org/news/40567/donk-on-poty-award-it-should-be-the-one-who-shows-stable-results-throughout-the-year-i-failed-at-two-events
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